UET で同意モードを設定する

同意モードでは、同意状況に基づいて UET Cookie へのアクセスを調整できます。
注意

この機能は現在オープン ベータとして提供中です。

UET 同意モードでは、ユーザーの同意状況に基づいて UET Cookie へのアクセスを調整できます。これにより、UET のプライバシー機能が強化され、ファーストパーティとサードパーティの Cookie を保存するかどうかを選択できるようになります。

UET 同意モードでは、ファーストパーティ Cookie は広告主ドメイン (貴社の Web サイト) で作成されたもの、サードパーティ Cookie はMicrosoft Advertising (Bing.com) で作成されたものを指します。

重要

仕組み

同意モードは、UET の ad_storage というプロパティで設定します。ad_storage に指定できる値を以下に示します。

ad_storageの値 説明文
granted UET に対してファーストパーティとサードパーティ Cookie の読み取りと書き込みが行われる場合があります。デフォルトが設定されていない場合、UET はデフォルトで granted を使用します。
denied ファースト パーティ Cookie は、UET に対して読み取りも書き込みも行われません。サードパーティ Cookie は書き込まれず、詐欺とスパムの目的で読み取られます。(広告目的ではありません。)

同意モードの設定例

  1. Web サイトの全ページでデフォルトの同意を設定します。
    1. 各ページの読み込み時に次のコードを使用して、デフォルトの同意を設定します。
      // UET tag is added here
      // You can set default consent mode right after the UET tag 
      <script> window.uetq = window.uetq || []; window.uetq.push('consent', 'default', { 'ad_storage': 'denied' }); </script>
    2. ad_storage は、デフォルトで granted または denied に設定できます。この例では、同意はデフォルトで拒否されます。
  2. ユーザーが同意を提供または拒否したら、すべてのページで同意設定を更新します。
    1. 各ページで次のコードを使用して、ad_storage プロパティを更新します。
      <script>
      window.uetq = window.uetq || [];
      window.uetq.push('consent', 'update', {
          'ad_storage': 'granted'
          });
      </script>
    2. 同意が適用される限り、後続のページでこのスクリプトを呼び出します。
注意
  • 同意モードがデフォルトで設定され、ユーザーが同意設定を変更したときに更新されるように、<head> タグ内で同意スクリプトを使用することをお勧めします。
  • UET によりイベントが Microsoft に送信されないようにするには、_uetmsdns Cookie の値を 1 に設定します。詳細についてはこちらを参照してください。
重要

Web サイトの全ページで同意を設定する必要があります。設定されていない場合、UET はデフォルトで granted を使用します。

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