動的リマーケティング リストは、以前は小売店向け動的リマーケティングと呼ばれていました。
動的リマーケティング リストでは、Web サイトで閲覧、検討、または購入された商品に基づいて、顧客と特定の商品のペアリングを行います。動的リマーケティング リストは、検索キャンペーンとオーディエンス キャンペーンの両方で使用できます (まだすべての顧客がオーディエンス キャンペーンの対象となっているわけではありません)。
オーディエンス リーチの絞り込み。すでに購入意思を示しているユーザーに当該商品のカスタマイズされた広告を表示します。
パフォーマンスの向上。動的リマーケティング リストはクリックやコンバージョンの確度を上げることができ、標準的なリマーケティング リストよりも高い広告の費用対効果を得ることができます。
使いやすさ。一般訪問者、商品を検索したユーザー、 —商品を閲覧したユーザー、ショッピング カートを放棄したユーザー、過去の購入者 の 5 種類の動的リマーケティング リストを —作成できるため、商品別にリマーケティング リストを作成する必要はありません。
動的リマーケティングを設定し始める前に、以下を用意してください。
上部のメニューで [ ツール]、[ オーディエンス] の順に選択します。
新しい Microsoft Advertising ナビゲーションを使用している場合は、左側のナビゲーション メニューから、 [ツール] > [オーディエンス] を選択します。
動的リマーケティング リスト | リストの用途 |
---|---|
一般訪問者 | 幅広い潜在顧客層にリーチするため。Web サイトにアクセスし、ブランドやオファリングに関心を示した訪問者。 |
商品を検索したユーザー | 購入意思を示しているユーザーにリーチするため。Web サイトにアクセスし、 さらにサイトで商品を検索してオファリングにより強い関心を示したユーザー。 |
商品を閲覧したユーザー | 購入意思をはっきり示しているユーザーにリーチするため。 Web サイトにアクセスし、さらに商品を 閲覧してオファリングにはっきりと関心を示したユーザー。 |
ショッピング カートを放棄したユーザー | 強い購入意思を示しているユーザーにリーチするため。 カートに商品を追加しており、購入はしなかったものの、オファリングに非常に強い関心を示したユーザー。 |
過去の購入者 | 過去に購入したことのあるユーザーにリーチするため。 同じ商品や関連商品を (クロスセルまたはアップセルによって) もう一度購入する可能性のあるユーザー。 |
動的リマーケティング リストの構築には最大 24 時間かかり、ターゲティングは構築されるまで有効になりません。
動的リマーケティング用にするには、JavaScript の UET タグ トラッキング コードにカスタム パラメーターを追加する必要があります。まだ Web サイトに UET タグ トラッキング コードを追加していない場合は、「 自分の Web サイトに UET タグを追加するにはどうしたらよいですか?」を参照してください
以下の JavaScript を、Web サイトのすべてのページの UET タグ トラッキング コードの最後に追加してください。
<script>
window.uetq = window.uetq || [];
window.uetq.push ('event', '', {'ecomm_prodid': 'Replace_with_Product_ID', 'ecomm_pagetype': 'Replace_with_Page_Type'});
</script>
'ecomm_prodid': ['Replace_with_Product_ID_1','Replace_with_Product_ID_2','Replace_with_Product_ID_3']
上の JavaScript で次のパラメーターを変更します。
JavaScript コード内の商品 ID は、 Microsoft マーチャント センター の商品フィードの ID と一致する必要があります。
トラッキングする動的リマーケティング リスト | 必須ページ タイプ |
---|---|
一般訪問者 | 'ecomm_pagetype': 'home' 'ecomm_pagetype': 'category' 'ecomm_pagetype': 'other' 注: searchresults、product、cart、または purchase のページ タイプに含まれないユーザーは、一般訪問者のオーディエンスに含まれます。 |
商品を検索したユーザー | 'ecomm_pagetype': 'searchresults' |
商品を閲覧したユーザー | 'ecomm_pagetype': 'product' |
ショッピング カートを放棄したユーザー | 'ecomm_pagetype': 'cart' |
過去の購入者 | 'ecomm_pagetype': 'purchase' |
注: 商品を購入したユーザーは「過去の購入者」リストに追加され、他のリストからは削除されます (該当する商品に限る)。これが動作するように、購入確認ページの UET タグが商品 ID (ecomm_prodid) と pagetype (ecomm_pagetype) の両方を送信する必要があります。
Web ページの本文中に動的リマーケティングの UET タグ トラッキング コードをインストールした例を見るには、 この Web ページ (英語のみ) にアクセスし、Web ページ内で右クリックし、お使いのブラウザーに応じて [ソースの表示] または [ページ ソースの表示] を選択してください。このページでは、商品 ID とページ タイプも定義できます。さらに、この動的リマーケティング リストのカスタム イベントをトリガーするボタンを選択することもできます。Fiddler などのサードパーティの監視ツールを使用している場合は、各カスタム イベントをレポートするために、bat.bing.com に HTTP 要求が生成されているのがわかります。
上部のメニューで [ ツール]、[ オーディエンス] の順に選択します。
新しい Microsoft Advertising ナビゲーションを使用している場合は、左側のナビゲーション メニューから、 [ツール] > [オーディエンス] を選択します。
この機能はすべてのユーザーが利用できるわけではありません。この機能を利用できない場合は、近日中にご利用いただけるようになりますので、 —しばらくお待ちください。
左側の折りたたみメニューから、 [すべてのキャンペーン] > [キャンペーン] > [作成] を選択します。
新しい Microsoft Advertising ナビゲーションを使用している場合は、左側のナビゲーション メニューから [作成] を選択します。