テストを使って可能性を発見する

キャンペーンに対する特定の変更について A/B テストをする方法を学び、成功への秘訣を見つけましょう!

各種の入札戦略を用いることで、またはさまざまな種類のターゲティングで、広告キャンペーンのパフォーマンスはどのような影響を受けるでしょうか? 良い影響なのか、悪い影響なのか、それとも基本的には同じなのでしょうか? A/B テストを実行して明らかにしましょう。

Microsoft Advertising 実験によって、元のキャンペーンの予算と広告トラフィックの分割を受信する検索キャンペーンの複製を作成します。これにより、次のことができます。

  • 実験で変更を試す。
  • 元のキャンペーンと比べてテストではどう機能するかをみる。
  • テスト結果が良ければ、元のキャンペーンに対する変更を適用するか、全く新しいキャンペーンを作成する。
実験を作成するexpando image
  1. 左側の折りたたみメニューで [ すべてのキャンペーン]、[ テスト] の順に選択します。

    新しい Microsoft Advertising ナビゲーションを使用している場合は、左側のナビゲーション メニューの [キャンペーン] 上でホバーし、 [実験] を選択します。

  2. [作成] を選択します。
  3. 実験をしたいキャンペーンを選択します。 : 現在実験ができるのは検索キャンペーンのみです。
  4. キャンペーンを選択すると、キャンペーン名に基づいて [実験名] が与えられます。ただし、この名前は自由に編集できます。
  5. [開始日] を選択します。デフォルトの開始日は翌日で、これによりテストしたい変更をする時間ができます。
  6. 一定期間だけ実験を実行したいときは、 [終了日] を選択します。それ以外の場合は、 [なし] を選択します
  7. [実験の分割] を設定します。これは、この実験に割り当てたい元のキャンペーン予算と広告トラフィックの割合です。実験が十分なトラフィックを得て公正な比較をするためには、実験の分割を 50/50 に設定することをお勧めします。
    注: 実験の実行中に分割を変更することはできません。
  8. オプション: [詳細オプション] を選択し、実験の広告トラフィックが [検索ベース] か、 [Cookie ベース] かを選択します。
    • 検索ベース: 顧客が検索するたびに、実験からの広告または元のキャンペーンからの広告のいずれかがランダムに表示されます。これは、一人の顧客が複数回検索をする場合、両方のソースから広告を目にする可能性があることを意味します。
    • Cookie ベース: 各顧客が検索する際、実験からの広告または元のキャンペーンからの広告を表示し、Cookie を使用して確定して、その後はこのソースからのみ広告が表示されるようにします。

    注意

    この設定は実験の実行中に変更できません。各オプションのメリットとデメリットは、 テスト方法の例とヒントをご覧ください。

  9. [ 保存] を選択します。
  10. 数分後に、実験作成にエラーがなかったことを確認します。
    1. [実験] ページに戻り、作成したばかりの実験を検索します。
    2. 実験作成でエラーが発生していたら、この実験の [アクション] 列に [ダウンロード エラー] リンクが表示されます。このリンクを選択して、エラーを修正し、再度実験を作成してみましょう。
実験をしましょう!expando image

テストの設定を変更しないなら、あまりテストの意味はないですよね?

  1. [テスト] または [キャンペーン] テーブルで、テスト名を選択します。
  2. [設定] を選択します。
  3. テストしたい変更を加えます。 実験での作業に関する例とヒントをいくつか紹介します
  4. [ 保存] を選択します。
重要
  • 実験設定のうち、ここでは実験の予算は変更できません。実験の予算を変更したい場合、元のキャンペーン予算を変更する必要があります。値の変更は、実験の分割設定に基づいて分割されます。
  • 実験を作成した時点で、元のキャンペーン設定に行った変更 (予算以外) は実験に影響しません。公正な比較が表示されるように、実験実行中は元のキャンペーン設定に変更を 加えないことを強くお勧めします。

これで、実験が設定され、元のキャンペーンと同時に実行されます。次に、比較の仕方を見ていきます。

実験のページには、実験と元のキャンペーンの間のパフォーマンス指標を比較するテーブルがあるのが分かります。重要だと思う指標をピックアップして、テーブルに表示させ、元のキャンペーンと比較した実験のパフォーマンスを評価します。指標の値の色は、実験のパフォーマンスが優れているかどうかを表しています。

  • 緑は、この指標で、実験が元のキャンペーンよりもパフォーマンスが良いことを意味します。
  • 赤は、この指標でテストが元のキャンペーンよりもパフォーマンスが悪いことを意味します。
  • グレーは、元のキャンペーンと実験の間でパフォーマンスに統計上重要な差異がないことを意味します。
注意

各差の統計的有意性は、メトリック値の下に表示されます。統計の有意性の詳細については、これらの数値にカーソルを合わせます。

実験の適用または終了expando image

実験のパフォーマンスが元のキャンペーンよりも良く、満足できる結果だったなら — おめでとうございます! 早速適用しましょう。

  1. 実験ページで、 [実験の適用] を選択します。
  2. 実験を元のキャンペーンに適用するか、または新しいキャンペーンに適用するかを選択します。
    1. 元のキャンペーンに適用する場合、実験設定のすべてが元のキャンペーンで有効となり、実験が終了します。元のキャンペーンには、元の予算とトラフィックの 100% が再度割り当てられます。
    2. 新しいキャンペーンに適用する場合、元のキャンペーンは中断し、この実験の現状の設定をすべて適用した新しいキャンペーンが作成されます。新しいキャンペーンは元のキャンペーンと同じ予算が割り当てられます。
  3. [ 保存] を選択します。

一方、テスト結果に満足できず、テストを終えたい場合、予定された終了日より前にテストを終了することができます。

  1. 実験ページで、 [実験を今すぐ終了] を選択します。
  2. この実験は、参照用として [実験] ページのリストに表示されます。完全に削除したい場合は、実験のチェックボックスを選択し、 [編集] > [実験の削除] を選択します。
実験のステータスの意味expando image
[実験]テーブルの [実験ステータス] 列には、実験の状態が表示されます。
実験ステータス意味
有効テストを予定どおり実施中です。
実験を作成中Microsoft Advertising は設定された内容に基づき実験を作成中です。しばらくお待ちください。
実験の作成に失敗実験の作成に問題がありました。 [アクション] 列で [エラーをダウンロード] を選択して、エラーを修正し、再度実験を作成してみてください。
スケジュール済みテストの作成に成功しましたが、テスト開始日が後日に設定されているため、まだ実施されていません。
完了済テストの作成に成功し、終了日になるまで実施されました。
実験の適用中Microsoft Advertising は、選択に基づき実験を元のキャンペーンまたは新しいキャンペーンのいずれかに適用中です。しばらくお待ちください。
実験適用済みテストが選択に基づき元のキャンペーンまたは新しいキャンペーンのいずれかに適用済みです。
実験適用失敗元のキャンペーンまたは新しいキャンペーンのいずれかに実験を適用することができませんでした。 [アクション] 列で [エラーをダウンロード] を選択して、エラーを修正し、再度実験を適用してみてください。

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