Tealium を使用して UET タグを設定する

サードパーティのタグマネージャーを使用すると、Web サイトのタグを一元管理できます。Tealium による UET タグの設定方法をご紹介します。

注意

この記事では、Tealium での UET タグの基本設定方法について説明します。Tealium には、タグが発生するタイミングや方法をカスタマイズするための高度な機能が複数備わっています。詳細については、Tealium ラーニングコミュニティを参照してください。
Microsoft Advertisingは、Tealium のプロセスやドキュメントについても、Tealium のプロセスやドキュメントに加えられた変更についても責任を負いません。

タグマネージャーは、静的タグを、実装と更新が容易な動的タグに置き換えます。動的タグは、Web サイトにタグを動的に挿入するためのコンテナー、つまり小さなコードスニペットです。コンテナータグとは、他の種類のタグを入れるバケットのようなものです。

Tealium による UET の実装

まだ設定していない場合は、Tealium のアカウントを設定します。
Tealium で、アカウント名の下の右上のメニューから [コードセンター] をクリックします。
Tealium のコンテナーコードと指示が表示されます。コンテナコードをコピーして、対象 Web サイトのコードの head セクションまたは body セクションに貼り付けます。
Tealium で、[タグ] タブをクリックしたら、[タグの追加] をクリックして Tealium のタグマーケットプレースに移動します。
"Microsoft Advertising UET" を検索します。見つけたら、[追加] をクリックします。
[タグの構成] ステップで、[タグ ID] に Microsoft Advertising UET タグ ID を入力します。Microsoft Advertisingで [コンバージョントラッキング] > [UET タグ] を選択すると、タグを検索できます。完了したら、[次へ] をクリックします。
[ルールのロード] ステップで、[すべてのページにロード] チェックボックスを選択することをお勧めします。ただし、必要な場合は、特定の条件が満たされている場合にのみ、UET タグを返すための高度なルールを作成できます。完了したら、[次へ] をクリックします。
[データマッピング] ステップ (オプション) では、ユーザーブラウザー、クエリ文字列、UET カスタムイベントまたは収益変数にマッピングされる JavaScript 変数などのデータソースを選択できます。完了したら、[完了] をクリックします。
Tealium の右上隅にある [公開] をクリックします。
UET タグヘルパーを使用して、タグがリアルタイムで正しく設定されていることを検証し、タグが機能していない場合は問題のトラブルシューティングを行います。

注意

Web ページの本文中に Tealium UET タグをインストールした例を見るには、Tealium サンプルページ (英語のみ) にアクセスし、Web ページ内で右クリックし、お使いのブラウザーに応じて [ソースの表示] または [ページソースの表示] をクリックします。
Web ページが読み込まれると、UET タグがトリガーされ、大量の HTTP 要求が発生します。最も重要なリクエストは "bat.bing" ("http://bat.bing.com/action/0?ti=..." など) へのものです。このリクエストは、ユーザーが Web ページにアクセスしたことを Microsoft Advertisingに知らせるものです。Fiddler などの第三者ツールを使用して、Web ページを読み込むときにブラウザーが生成するリクエストをすべて監視することができます。