ほかのユーザーの管理者アカウントとそれらが所有する広告アカウントに、自分のユーザー名を使用してアクセスすることができます。マルチユーザー アクセスを既存のユーザー名に追加すると、ほかのユーザーのアカウントにアクセスできるようになり、効果的にリーチを拡大できます。この便利な点は、別の一連のユーザー名とパスワードを覚えておく必要がないこと、およびMicrosoft Advertisingへのログインとログアウトを繰り返さなくても、ほかのユーザーが所有する別のアカウントを表示できることです。
現在、Microsoft Advertisingアカウントにアクセスするために複数のユーザー名を管理している場合は、アカウント管理者に問い合わせるか、サポートに問い合わせてアクセスを統合する必要があります。
別の方法でマルチユーザー アクセスを実現するには、ほかのユーザーからのユーザーの招待を受け入れるか、現在のユーザー名を使用して新規に別個の Microsoft Advertisingアカウントを作成します。この設定は、代理店のお客様が顧客ごとに別々のアカウントを維持しながら、Microsoft Advertisingにアクセスするための専用のユーザー名を個々の顧客に付与して、可視性と透明性を確保したい場合に有用です。
アクセス権とともに、特定のアカウント タスクを実行するためのアクセス許可を付与するロールが、4 つのユーザー ロールの中から 1 つ割り当てられます。アクセスできる管理者アカウントごとに、スーパー管理者、標準ユーザー、広告主キャンペーン管理者、または閲覧者になることができます (詳細については、「ユーザー ロールについて」をご覧ください)。
たとえば、ユーザー名により、管理者アカウント A と管理者アカウント B へのアクセスが付与されるとします。ただし、閲覧者のユーザー ロールでは、管理者アカウント A に属するアカウントの変更が制限されます。一方、管理者アカウント B ではスーパー管理者であるため、管理者アカウント B とその広告アカウントに対してフル コントロールを持ちます。
アクセスできるアカウントと、関連するユーザー ロールは、[Manage my user access] (ユーザー アクセスの管理) ページから確認できます。このページには、Microsoft Advertisingの任意のページで右上隅のプロフィール画像を選択するとアクセスできます。
1 つのユーザー名で複数の管理者アカウントにアクセスできますが、各管理者アカウントに属するアカウントを表示するには、管理者アカウントを切り替える必要があります。管理者アカウントとその関連する広告アカウントは別個のままです。
複数の管理者アカウントとその広告アカウントにアクセスできる場合、Microsoft Advertisingへのサインイン時に、表示する管理者アカウントを選択することができます。ただし、特定の管理者アカウントを既定として設定すると、設定した管理者アカウントとその広告アカウントをサインイン時に直ちに表示できます。
別の管理者アカウントに代わって受け取るアラートの種類を指定できます。一度に 1 つの管理者アカウントの通知設定だけを編集できます。