グラフを使用してキャンペーンの各レベルのデータを確認する

グラフの確認を開始するには、 [日付の範囲] を選択し、 [比較] をオンにします。暗い色の線は最近の期間のパフォーマンス傾向を示し、明るい色の線は、選択内容に応じて、前期、前年同期、移動平均の 比較グラフを示します。灰色の縦棒で 週末はマークされます。グラフにカーソルを置くと、現在のパフォーマンスと過去のパフォーマンスの違いが表示されます。選択した時間の範囲と比較の範囲のパフォーマンスの合計差を示す 比較サマリーも表示できます。

新しい広告キャンペーンで、時間の経過とともに獲得したクリック数を確認する必要があるとします。過去 3 か月間を見ると、全体的なクリック数は良好に見えますが、グラフには定期的な低下が見えます。日付の範囲を先月に絞り込むと、週末にクリック数が大幅に減少することがわかります。これが異常でないことを確認するには、"移動平均を表示" チェック ボックスをオンにします。明るい線は、過去 4 週間に表示されているものと一致します。

その知識があれば、調査して行動を起こすことができます。たとえば、顧客は平日にのみ商品を検索していますか? その場合は、月曜日から金曜日のみを対象とします。または、土曜日と日曜日は競争が激しくなり、週末の入札額を増やす必要があるかもしれません。キャンペーンにこのような調整を加えるには、 広告が適切な顧客に表示されるようにする方法 と 入札単価を調整して適切な顧客をターゲットとする方法 を参照してください。

移動平均は、過去 4 日分のパフォーマンス指標の平均することによって計算されます。すべての日は同じ曜日です。例えば、水曜日のクリック数を見る場合、移動平均は、過去 4 日間の水曜日のクリック数の平均をとって計算されます。移動平均はランダムな変動を平滑化するため、ベースラインとして使用できます。この値は、「この日のキャンペーンは通常の日と比べてどうだったか」という問いへの答えになります。移動平均は 30 日以内の時間の範囲でのみ使用できることに注意してください。