除外キーワードとは、広告をクリックする可能性の低い顧客に広告を表示させないようにするための、特定の単語やフレーズです。
除外キーワードを使用すると、検索クエリやその他の入力にキーワードが含まれているけれども、ユーザーのビジネスとは関連がない場合に、広告が表示されないようにすることができます。たとえば、テニス シューズを販売する場合、「テニス コート」を検索している顧客には広告を表示したくありません。その場合は、除外キーワードとして「コート」を追加します。
広告グループやキャンペーンレベルで除外キーワードを追加したり、複数のキャンペーンで共有できる除外キーワードリストを作成したりすることもできます。
対象製品やサービスに興味がない顧客に広告が表示されると、顧客がいやな思いをするだけでなく、キャンペーンにも悪影響を与える可能性があります。少なくとも、これらの広告により、インプレッション データが人為的に増加し、さらには、不必要なクリックのためにコストがかかる場合もあります。広告が表示され、ユーザーがその広告をクリックすると、たとえそのユーザーが対象製品に関心を持つことがまったく期待できない場合でも、そのクリックに対して課金されます。
除外キーワードを使用すると、特定のサービスや製品に興味のない検索ユーザーに対して、広告の表示を減らすことができるので、時間とお金を節約できます。
靴を販売していて、キーワードに「テニス」と「テニスシューズ」を指定している場合、除外キーワードに「コート」を追加するだけで、「テニスコート」という検索に対して広告が掲載されないようにできます。
同様に、キーワードに「シューズ」を含めることも理にかなっていると考えられます。また、自動車店を探している検索ユーザーに広告を表示させないようにするために、「ブレーキ」を除外キーワードとして追加した方がよい場合もあります。