キーワードのマッチタイプMicrosoft Advertisingを活用すると、検索クエリやその他の入力内容を、指定したキーワードとどの程度厳密に一致させるかが指定できます。一般的には、マッチタイプを厳密なものにするほどクリック率やコンバージョン率は高くなり、インプレッション数は少なくなります。コンバージョンとインプレッションのバランスをうまく取ることでキャンペーンの ROI が最大化できます。
部分一致 | ||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
構文: キーワード 仕組み: 部分一致では、指定したキーワードに含まれる語句をユーザーが検索したとき(語順は問わない)またはそのキーワードに関連する語句を検索したときに、広告を表示します。 この機能の目的: 部分一致は、幅広い商品を多くの顧客に販売したいときに使います。 例:
もっと詳しく: 部分一致について |
||||||||||||||||||
絞り込み部分一致 | ||||||||||||||||||
構文: + キーワード 仕組み: 以前は絞り込み部分一致というオプションがあり、特定の語句(またはそれに類似した語句)が検索クエリに含まれていると広告が表示されるようになっていました。ただし現在は絞り込み部分一致は廃止され、広告グループに追加できません。これまで絞り込み部分一致構文で作成したキーワードは、現在はフレーズ一致キーワードとして扱われています。現在は、オペレーターはキーワード内の単一語句に対して適用されません。たとえば、キーワードが + 造園 サービスだった場合、+ 造園 + サービス または “造園 サービス“のように、両方の語句に対しオペレーターが適用されるようになりました。 |
||||||||||||||||||
フレーズ一致 | ||||||||||||||||||
構文: "キーワード" 仕組み: フレーズ一致では、キーワードのすべてまたは類似語句がユーザーの検索クエリに一致した場合に、その検索に他の語句が入っていたとしても、広告を表示します。検索の意図とキーワードの意図が一致していれば、検索語句の語順がキーワードの語順と完全に同じでも異なっていても、広告表示の対象となります。 この機能の目的: フレーズ一致を使うと、検索語句との関連性が部分一致と比べて高くなります。 例:
|
||||||||||||||||||
完全一致 | ||||||||||||||||||
構文: [キーワード] 仕組み: 完全一致では、キーワードが顧客の検索語句と完全に一致したときに広告を表示します。検索語句がキーワードにごく近い類似語句のときも完全一致と見なします。以下は類似パターンと見なされます。検索語句の類似パターンには、単数形、複数形、略称、ミススペル、句読符号、アクセント、ステミング、語順の入れ替え、類義語、言い換え、暗示、同じ検索意図などがあります。 この機能の目的: 完全一致は、顧客の対象を絞りこんで広告やランディング ページと結びつけたい場合に選びます。 例:
|
||||||||||||||||||
除外キーワード | ||||||||||||||||||
構文: [キーワード] または "キーワード" 仕組み: 除外キーワードを使うと、広告を表示しない検索語句を指定できます。除外キーワードは完全一致やフレーズ一致にもなります。 この機能の目的: 除外キーワードを使うと無視したい語句を指定できます。 例: たとえば幅広 靴という部分一致入札があり、除外キーワードを、完全一致で[女性用 靴] またはフレーズ一致で"女性用 靴"と設定したとします。
|
完全一致とフレーズ一致のキーワードについては、そのキーワードにごく近い類似語句に一致する検索も広告の表示対象にすることがあります。つまり、自分で類似パターンを追加しなくても、一致する対象を広げることができるのです。類似パターン一致は、アメリカ合衆国、英国、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、スウェーデン、スイスで有効です。
類似パターンと見なされるものの例:
どのマッチタイプがいいかわからない場合は、部分一致から始めることをおすすめします。ターゲットとする顧客に一発でリーチできる可能性がもっとも高いからです。その後で検索語句レポートを実行し、結果をキーワードリストの精度向上に役立てましょう。キーワードリストの最適化に役立つヒントをいくつか紹介します。
覚えておくといいその他のベスト プラクティス:
同じキーワードを使い完全一致と部分一致で入札した場合、完全一致を優先して広告が表示されます。たとえば [赤い 花] という完全一致キーワードと赤い 花または 花という部分一致キーワードの両方に入札した場合、赤い 花という検索で完全一致が有効になり、部分一致はなりません。さらに完全一致は、完全一致の類似パターンよりも優先されます。
重複レポートを避けるため、キーワードの掲載結果などのレポートはいずれも、優先されたマッチタイプについてのみ報告します。この例で言うと[赤 花]という完全一致に対するインプレッションがレポートの対象となり、 部分一致の花は対象になりません。
マッチタイプには以下の順で、もっとも制限の少ないもの(部分一致)から制限の多いもの(完全一致)までがあります。部分一致> フレーズ一致>完全一致。
すべてのマッチタイプに入札単価を設定していない場合、入札単価は制限の少ないマッチタイプから継承されます。部分一致の入札は便利で管理も簡単ですが、他方それぞれのマッチタイプに個別に入札すれば細かい制御ができ、パフォーマンス データの内訳をマッチタイプ別に分けることができます。
入札単価がない場合は、その次に制限が少ない入札単価を入札単価なしのマッチタイプが継承します。つまり、完全一致はフレーズ一致の入札単価を継承し、フレーズ一致は部分一致の入札単価を継承することになります。完全一致とフレーズ一致のどちらの入札単価も設定されていない場合は、どちらのマッチタイプにも部分一致の入札単価を継承します。この逆はありません。完全一致の入札単価がフレーズ一致に適用されたり、フレーズ一致の入札単価が部分一致に適用されたりすることはありません。
初めて広告を出すお客様無料Microsoft Advertisingコーチングを受けてみませんか?